Academic Programs
体系的、統合的、実践的なカリキュラムのご紹介や、青山ビジネススクールの特色ある科目「青山アクション・ラーニング」等、授業内容を詳しくご紹介します。
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寄附講座
ABSでは、社会的責任(Social Responsibility)を果たす人材を養成し、広く社会に貢献していくため、企業・団体や地域との各種連携事業などを通して社会連携と貢献活動を推進しております。
寄附講座とは、民間企業などの外部組織から教育・研究振興のために寄付された資金や人材を活用し、研究教育活動を行うものです。
2024年度は以下の12講座を開講しています。
2024年度寄附講座
イノベーションと組織文化
企業競争環境においてイノベーションは1つの重要なキーワードになっています。アマゾンでの取組みをワークショップを通じて提供するとともに、スタートアップ、内資、外資のシニアエグゼクティブを招聘し、多角的にイノベーションと組織文化をケーススタディで学習頂きます。イノベーションとは何か、企業文化、組織のアプローチ等を分析し、イノベーションを生成するアプローチを身に着け、実践できるようになる事を目標とします。
地方創生実践論ー神山プロジェクト
地方創生の先行事例といわれる徳島県神山町で、その推進役を果たしているNPO法人グリーンバレーの実践事例を具体的に学び、地域活性化の担い手人材を育成することを目指す科目です。グリーンバレー理事をはじめ、現地で地域活性化に取り組む実践者・専門家からのレクチャーを学生が現地に出向いて学び、実際の取り組み事例を現地で調査する形式での授業を行います。
アドバンスト・コーポレート・コミュニケーション
コーポレートコミュニケーションオフィサーに必要な知識と技能の会得が目的です。具体的には、①証券アナリストや機関投資家の投資分析方法、②投資家広報(IR)、③サステナビリティ経営、④企業の財務政策、⑤長期の企業価値向上策やコーポレートガバナンス、⑥企業情報開示、⑦情報開示政策、⑧企業経営と資本市場との関係(コーポレートコミュニケーション)に対する理解を経て、最後に総合的なプレゼンテーションを行います。
コーポレート・コミュニケーション
本科目は、アドバンスト・コーポレート・コミュニケーションの導入科目の位置づけです。
また、企業の経営者だけではなくIR、CSR、サステナビリティ部門などの社員が、機関投資家と建設的な対話を行うために不可欠なESG投資とサステナビリティ経営の基礎を、理論と事例を通じて学ぶ実践的な科目でもあります。企業のIR、CSR、サステナビリティ部門の業務に関心のある方、企業と市場の対話について学びたい方達の履修を歓迎いたします。
次世代農業イノベーション
グリーンカラー・プラネット
日本の農業の現状課題を踏まえ、農業の生産・加工・流通・小売・飲食・消費までのバリューチェーンごとに様々な異業種を掛け合わせて新たな農業のあり方を追求する、いわゆる「次世代農業」(スマート・アグリカルチャー)の考え方を紹介するとともに、産学連携から新しい農業の可能性や展開方法を検討します。さらにそのような観点での新しい農業従事者(「グリーンカラー」)の人材育成と将来的な拡大を目指します。
次世代デジタルイノベーション
グリーンカラー・プラネット
社会の課題や企業の経営課題を起点とした DX = Digital x Physical = Innovation の最新事例を学ぶことができます。その傍ら、テクノロジーの進化論だけでなく、Business Model Transformation(BMX)が必須であることから、世界に存在する55のビジネスモデル・パターンやその組み合わせを学ぶこともできます。GAFAなどDX業界からオムニバス形式で招く講師陣が提供する多彩なインプットを礎に、学生たちは自らの頭で考え、DXがもたらす Business Model Transformation(BMX)のアイデアをアウトプットすることをゴールとします。
パブリックリレーションズ
(電通PRコンサルティング)
パブリックリレーションズ(PR)とは、株主・従業員・顧客・取引先・地域社会などのステークホルダーとの合意形成や、メディアやネットを通じた世論形成を目指す、企業経営を円滑に進めるための重要な機能です。様々な経営要素とPRの関係を考察し、また多くの企業の具体的な事例を検証することにより、経営におけるPRの役割について議論を深めます。
知的資産型経営
東京きらぼしフィナンシャルグループ
激しい環境変化に対応すべく、企業は自社が保有するノウハウや技術、ネットワーク等無形の経営資源=「知的資産」から将来のキャッシュフローを生み出す新事業や経営の在り方を模索しています。本科目では、国内外企業や金融機関の取組事例を通じ、知的資産経営について学びます。企業の知的資産をどのようにデザインし、付加価値をどのように高めていくのかを考え、経営デザインシートを作成し発表することをゴールとします。
DXと組織・人材戦略
デジタルトランスフォーメーション(DX)を成功させるにはDX時代に合わせた新たな組織設計、多様な価値観やスキルを持つ人材の活用、デジタル人材の育成などが求められます。本科目はグローバルコンサルティングファームが保有する先進事例の共有や関連理論の講義を行い、最終的に自社のデジタル人材育成やその他組織・人事課題を解決するためのアクションプラン策定と発表をゴールとします。
サステナブル・コーポレート・マーケティング
企業としての価値創造・伝達・提供である「コーポレート・マーティング」は、企業の持続可能な経営やその実現が求められる時代において、ますます重要性を増しています。ゴールドウインが、従来のスポーツブランドのマーケティングに加え、事業と環境における2つのサステナビリティの両立を目指して取り組んでいる、コーポレート・マーケティングの実践事例を紹介し、参加者とともに考えていきます。
コーチングとリーダーシップ
企業や組織が持続的に成長するためには、主体的なリーダーシップの発揮が必要です。コーチングはリーダーシップ開発にも役立つアプローチです。いま世界に求められているのは、全力でチャレンジするリーダーであり、変化を主体的に起こせる人材です。そのために「当事者」としてどのような課題を定義し、具体的に何に取り組むのか、学生と議論し、成果につなげることを目指します。双方向の対話を重視し、進行は丁寧に行います。
イノベーションとアート
モチベーションエンジニアリング研究所
本科目は、「アート思考」によるイノベーションの創出を学ぶことによって、個々の新規事業の創出能力を開発するものです。「アート思考」とは、「自らの関心・興味を起点に、飛躍した革新的なコンセプトを創出する思考法」であり、現代アートのアーティストが作品制作するうえで発揮する思考法に由来します。学生が「アート思考」を実践できるように、アーティストとディスカッションを行い、アート作品の制作に取り組み、その上で事業プランを構想します。