青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)の「SDGsコミュニティ・マーケティング」(担当:宮副謙司教授)の2021年度授業では、「まるごとSDGs百貨店」をテーマに百貨店を舞台にできるSDGsを、銀座松屋のリサーチから戦略プランニングし、複数の百貨店企業へ向けて提案しました(プロジェクト中間報告会)。その中で最も関心をもっていただいた井上百貨店(本社:長野県松本市)に向け、より具体化した戦略を1か月ほどかけて検討し、提案しました(最終報告会)。
受講学生メンバーは、プランニング期間中に、長野県松本市にも赴き、井上百貨店の店内視察によるSDGs可能性調査や松本地域のSDGs資源やコミュニティ活動の調査を行うとともに、経営幹部や各売場部門の女性リーダーたちにインタビューを行い、具体的なSDGs取組みのプログラムに仕上げました。
今年度、産学連携の機会をいただきました井上百貨店には、この場をお借りして、心より厚く御礼を申し上げます。さらに、同社におかれましては、今後の具現化実現に向け、いくつかのチャレンジもあるかと思いますが、ぜひ全国の百貨店に先駆ける取り組みも含め、着々と推進されますことを心から祈念いたします。