青山アクションラーニング科目「SDGsコミュニティ・マーケティング」(担当:宮副謙司教授)の2021年度の授業では、受講学生が、都内のある百貨店のSDGs企画展開を視察し、そのうえで、百貨店がSDGsに取組むならどのような施策があるか、社会で進むSDGs活動を支援するにはどのようなことができるか?などを9月からの授業の中で考え始めました。
SDGsを生活視点から考えるのに、様々な生活分野の商品を扱い、それらを提供するメーカーなどがどのようにSDGsに取り組んでいるかも総括して理解できる意味で、百貨店において展開されるSDGsは大変興味深いです。また、百貨店がメーカーなどの企業や、クリエイターやコミュニティ団体と消費者(顧客)をつなぐというその特性を活かせば、SDGsについて様々なことを数多く実現・実行できる可能性があるという趣旨で、「まるごとSDGs百貨店」というテーマ設定を行い、SDGs取組み施策のプランニングを進めています。
今後、受講生メンバーが、百貨店企業、及び百貨店に関係する業界・団体・活動家の方々向けにSDGs取組みの戦略的な考え方と具体的な施策プログラムを提案する予定です。