青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)の2020年度新科目「SDGsコミュニティ・マーケティング」(宮副謙司教授担当)では、コミュニティベーストラーニング(CBL)手法を取り入れ、千葉県木更津市の「クルックフィールズ」SDGsの取り組み現場を視察し体験する活動を行いました(2020年11月)。
クルックフィールズで行われている自然の植物・動物などを活かした水の保全、農作物の輪作による土壌改良、それによるオーガニック農作物の栽培、それらを収穫して食材とするオーガニックレストランなど、土壌改良から農業から食品製造・販売、飲食までの一貫したSDGsの取り組みを、担当者のレクチャーと現地視察により詳しく学ぶことができました。
さらに次週の授業は、現地体験をもとに、食糧、環境、教育などをテーマにグループに分かれて、現場での気づきとそこからの今後のあり方を考える「リフレクション」(省察)を十分に行いました。
このようなCBL方法論は、宮副教授が米国ポートランド州立大学での在外研究で修得したもので、青山学院大学の「サービスラーニングリフレクションハンドブック」教材と併せてこの科目に導入し、受講生の理解と考察を深めました。
この度、本科目に連携支援いただきましたクルックフィールズの皆様、ご協力ご指導のかずかず、誠にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。