原 究さん(外資系製薬会社 ブランドマネージャー)
なぜMBAを取得するのか?その目的は様々だと思います。そして、しばしば変化することもあるかもしれません。私は必修科目を履修している過程で、MBA取得後はひとつの方向性としてジェネラリストを目指したいという考えが明確になりました。当然のことですが、経営を考える上ではトップに近づくほど幅広い知識や視点が必要であり、それに基づいて迅速かつ的確な判断を行う場面があるからです。マネジメント・ゲームは経営全般を幅広く体験的に学ぶには最適な履修科目でした。
マネジメント・ゲームはMBAで取得する知識やスキルを幅広く網羅しているので、自分の弱点を見つけることができます。私は2年生の前期にマネジメント・ゲームを終えてから、後期には弱点を解決するための科目を履修しました。自分の強みを知って、さらに伸ばすことも可能だと思います。このことはMBA修了後の自己研鑽においても役立っています。
プログラムの中には取締役会があり、学外の数名の方が取締役として執行役員の学生と一緒にビジネスの成功を目指します。取締役の方々は現役の企業のトップランナーであり、リアルなビジネス視点からのアドバイスをしていただくことができます。学問だけでは経営は成功させることはできないということに気づく良い機会になりました。履修期間中に3回の取締役会があり、そのたびにビジネスで重要である様々な視点や考え方を学ぶことができました。
自分がMBAに何を求めて(目的)、そのためには何が必要で(課題)、どうすべきか(解決策)。3つの要素がクリアになっている学生の方にはもちろん、さらにクリアにしたい学生の方にも最適です。
MBA取得の”before and after”を実感できる伝統ある履修科目としてマネジメント・ゲームを強くおすすめします。
履修にあたり多くの方々にサポートしていただきました。心よりお礼を申し上げます。