沢口 宙也さん

2021年1月12日（火）の『企業戦略』（担当：中野勉教授）において、「コロナ時代の音とビジネス」と題し、マイク、イヤホン、会議システムなどの分野で世界的な位置づけのアメリカ企業「シュア・ジャパン（Shure Japan）」のプロフェッショナル・オーディオ部門を統括する沢口宙也氏にオンラインでお話いただきました。

Shureといえば、レコード用カートリッジに多くの名作を世に送り出したメーカーであり、今でも1970年代のV15 Type III,IV,M95,M97シリーズなどが愛好家の間で愛用されています。

エンタテイメント、コンサート、音楽、演劇など対面のパフォーマンスがなかなか開催できない中、その世界戦略における多角化や非上場経営の意味などについて、MBA学生とディスカションを行いました。

80年の歴史を持ち、世界のスタンダードとなった録音用マイクなどから展開し、アナログからデジタル時代への変化を捉え、日本でもイヤホンでも大成功しており、オンラインの会議システムなど今後の音のビジネスの課題を展望しました。