2021.02.04

藤井 裕之さん

経済産業省関東経済産業局

地域活性化のプランニング

青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)のマーケティング専門科目「地域活性化のプランニング」(宮副謙司教授担当)では、地域資源の分析・評価を行い、そこから地域価値(地域の特徴や魅力)をうまく引き出し、高めていくマーケティング視点での地域活性化の戦略をプランニングする授業を行っています。

そこで地域の特徴や可能性を見出すために、地域の現状をフィールドリサーチ調査するのみならず、様々な地域データ、経済指標などを統合的に把握し、地域経済分析システム(RESAS)を活用することにも取り組んでいます。

RESASは、公的な統計データだけでなく民間企業のデータ(GPSデータ、カーナビデータなど)も随時更新される形で搭載し、地域分析しやすい括りにデータ集約・編集され、地図やグラフでわかりやすく「見える化」されているという特徴があります。それをステップに沿って分析すれば体系的にもれなく地域の実情を定量的に把握し、その後の政策・施策の検討が可能になります。

本授業では、経済産業省関東経済産業局の藤井裕之さんをお招きし、RESASの概要の授業内講演と、地域分析への適用実践に向け実際にシステムにアクセスしデータに触って分析を試みるワークショップを実施していただきました。

藤井さんは、これらシステムの仕組み全体の解説、具体的な分析手法の教示などを丁寧にしていただきました。受講生は、自らが授業でプランニング対象としてリサーチ途上の地域について分析を試み、データから新たな気づきや、今後への多くの示唆を得ました。

経済産業省関東経済産業局 藤井裕之さん

経済産業省関東経済産業局 藤井裕之さん

授業風景

授業風景

授業資料

授業資料

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