2021.01.25

鈴木 文彦さん

株式会社大和総研

地域活性化のプランニング

青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)のマーケティング専門科目「地域活性化のプランニング」(宮副謙司教授担当)では、株式会社大和総研の鈴木文彦さんをお招きし、「地域の見方、街の歩き方-地域資源の活かし方に着眼した地理・歴史の見方」というテーマで、授業内講演をしていただきました。

鈴木さんは、地域経済・地域金融の専門家ですが、地域活性化に関しても、全国各地を自らの足で巡り、街の構造を発展史的に把握し、将来の街づくりを考察する独自のリサーチ手法での地域政策提言を行われています。

本授業では、宮城県石巻市をはじめ、盛岡市、金沢市、熊本市、富山市などを事例に街がどう発展し、交通導線の変化などから市の中核地域がどのように移動したかを講義されました。これらは、逆に言えば、現在見る街なみにはこれまでの歴史が重なっているということであり、それを理解できれば、今後の地域価値に仕立てられる要素が多くあるという、地域活性化プランニングのアプローチ法を丁寧にご教示いただきました。

受講生は、今後グループに分かれて、地域活性化のプランニングを行いますが、大変深い示唆と学びを修得しました。

株式会社大和総研 鈴木文彦さん

株式会社大和総研 鈴木文彦さん

授業風景

授業風景

授業資料

授業資料

事例として紹介された宮城県石巻市中心街(後に行った宮副研究室の現地調査時の写真)

事例として紹介された宮城県石巻市中心街(後に行った宮副研究室の現地調査時の写真)

事例として紹介された仙台市中心街(後に行った宮副研究室の現地調査時の写真)

事例として紹介された仙台市中心街(後に行った宮副研究室の現地調査時の写真)

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