2014.11.27
タックス・プランニング
「タックス・プランニング」(名児耶富美子助教 担当)では、2014年11月8日(土)の授業において、税理士の高山政信先生をゲストにお招きし、高山先生の著書「海外移住・ロングステイのための税務基礎知識」(財経詳報社、2013)をもとに、国際課税の実務について講演をしていただきました。
日米租税条約の話から始まり、日米中心の取引から対中国、さらには対アセアンへ変わってきた国際課税の実務の歴史、多国籍企業による租税回避の代表的な手法、近年になって海外移住・ロングステイという形で個人の国際課税という新しい形態が発生したことなど、実務家ならではの視点から解説していただきました。この講義の受講生には留学生・海外勤務の経験者・将来海外移住を考えている方が多くいることから、国際課税は受講生自身にとって現実の問題であり、大変有意義な内容でした。