青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)の新規科目「シビック・エンゲージメント・プロジェクト」(担当:宮副謙司教授)が、いよいよ2023年度後期から開講しました。
「シビック・エンゲージメント」(市民的関与)とは、①自分の暮らすコミュニティでの生活に変化をもたらすために働きかけること、②そのために知識、技術、価値および動機を発達させることとされています。
この授業の目的として、①「シビック・エンゲージメント」の本質を理解し、自分のシビックスキル(意識・行動力)を高めること、②地域・企業・団体のコミュニティ活動の実施・実践に向け具体的に関わる努力をすることを掲げています。
具体的な授業の進め方は、地域や企業・団体が実施するコミュニティ活動を実際に体験し、その企画・運営を学び、それにより学生自らも今後コミュニティ活動を創造し推進するリーダーシップ能力を身に着けるようにするものです。
今後、青山キャンパス「シビック・エンゲージメンント・センター」と連携するとともに、一部では学部学生の参画も促し、活動をさらに増幅させていく予定です。
「シビック・エンゲージメント」の名称がつく授業科目は、青山学院大学で初めてで、ビジネススクールとしても他校にない特徴のある取り組みです。これからの地域や社会に向けてのコミュニティ活動の活発化、ソーシャルアントレプレナー人材の育成とその活躍にご期待ください。