2021年度前期に開講された「マネジメント演習Ⅰ」(担当:中野勉教授)のゼミでは、様々な経営や組織に関する実務書を読み込み、ディスカッションをしました。
組織論の体系の中で、それらの本がどのような理論的な立ち位置にあるものかを確認する作業でもあり、MBAとして学びも多かったと思います。
特に、6月28日には、宇田川元一先生にオンラインで急遽ご参加いただき、ご著書『他者と働く』を解説いただきながら、履修生の安室浩明さんに論点を絞り込んでもらい、組織のコミュニケーションを考えました。
また、7月5日は、「サードプレイス」と関連付けながら、卒業生のデミーザ美香さんを交え、島根県松江市のリモートワーク・プロジェクトのゲストとして、林郁枝さんに現地からオンラインでご参加いただきました。
そして、7月11日には「ファッション イン ジャパン 1945-2020 ─流行と社会」展に9名で行き、ISSEY MIYAKEで長く経験を積まれた、履修生の岡本真理子さんから色々と深いご説明をいただきました。流行はペルソナを使い作るのではなく、オリジナル・デザイナーが市場を見ながら、長年の経験から、生産工程のコーディネーターと作り出すものであり、日本の70s-90sのデザイナー達の世界へのインパクトの大きさを皆で確認しました。
加えて、留学生の履修生にはJapanese Managementに関して、多く学んでいただきました。