織田 慶子さん(EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社 シニアコンサルタント 2014年フレックスコース修了)
幼少期から10年以上の海外生活を経て、帰国後は日本の大学に進学し、外資系企業に就職しました。その後も、グローバルに活躍できるスキルを身につけたいと考え、転職や起業などを経験しました。その中で感じたのは、特に欧米文化圏において、企業のマネジメント層の大半がMBAホルダーかCPAか弁護士であり、彼らとの共通言語(MBA)を持つことが海外ビジネスには欠かせないということです。海外の経営層と渡り合う人材になるために、MBA取得を決意しました。
興味を持った大学院の公開授業や親睦会、セミナーなど、積極的に参加しました。
その中で、ABSに決めた理由は、欧米のビジネススクールをモデルにしたグローバルで体系的なカリキュラムと、豊富な海外大学出身の教授陣です。海外MBAのように、必修科目が多く、そこで経営全般を幅広く学べ、基礎を固められるのが魅力でした。海外MBAにおいて一般的なHBS(ハーバードビジネススクール)やマグロウヒルの教材で学べる環境も決め手となりました。
また、2年目には実践的なアクションラーニング(500番台)がはじまり、1年目で得た基礎知識を生かし、実際に考え、応用し、身につけるというプログラムに非常に興味を持ちました。
私は当初ファイナンス分野で仕事をしていたのですが、ABSでは研究分野をファイナンスからマーケティングに変更しました。「自分が好きなことを学ぶべき」という考えの、理解ある教授との出会いにより、自分の可能性が大きく広がりました。
ABSに通っていた当時は、大手エネルギー会社で海外投資の担当をしていました。
知識不足もあり、業務をこなすのがやっとでしたが、ABSにはCPAや金融業界出身のクラスメートがいたので、彼らから専門的なアドバイスを得て乗り切ることができました。
修了後は将来の目標を見据え、EYに転職しました。
ABSで学んだ幅広い知識をフル活用し、大手メーカーのメガトレンド分析やシステム導入のPMO、IT戦略策定支援など、様々なプロジェクトを担当しています。