ウィラウォンシー・ティティチャヤーさん(タイ)(2017年度フルタイムコース入学)
私がタイの大学で日本語学科を卒業した後、短い間で食品企業の通訳と海外営業の仕事をしました。両方の仕事の経験からマーケティングの事に触れる事ができ、興味を持つようになりました。そのようなきっかけでマーケティングの知識を身に付ける事と、自分の価値観を広げるために、新しい知識やスキルを学ぶ必要があると考え、MBAの習得という新たな目標に挑戦をする事にしました。
数ある日本のビジネススクールの中でABSを選んだ事は二つの理由があります。一つは経営各分野の基礎的な概念を学ぶ必修科目がある事と共に、自分が興味を持っている方向にいく事ができる様々な科目の分野が構成されているため、MBAプログラムの魅力を感じました。二つ目はフルタイムコースとフレックスタイムコースという二つのコース設定が、仕事に未経験の人でも歓迎してくれるという気持ちを感じ、また共通授業を通じて実際の社会に出ないとできない幅広い人脈づくりができると同時に社会人の考え方も学べるチャンスだと思い、自分にとって新たな価値観を見つける事ができると考えたからです。
1年生の際は来日したばかりで日本での生活がまだ慣れていない事と同時に、ABSでは数学的な必修科目やMBAの専門用語が多くあり、日本語学科卒の自分にとっては非常に大変でした。そのため、授業が終わってから必ずABSに残って自習しましたし、ABSで知り合った友達が優しく説明してくれ、応援してくれたお陰で無事に大変な1年生の期間を乗り越えられました。それが、まず私がABSに入学してよかったと感じたことの1つです。
またABSでは、フルタイム・フレックスタイム学生や教授の方々も参加する様々な学内イベントを通じ、勉強の事以外でも交流できる場があり、暖かい環境を感じる事ができます。
ABSに入学してから最初にマーケティングの事しか興味を持たない自分は、まさに経営各分野の知識を身に付ける事ができると同時に、様々なバックグラウンドの人とグループワークや交流を通じ社会的なスキルも向上させることができました。
私は、MBA取得後は日本で働くことにしました。ABSに入学してから物事に対する発想力と論理的思考力を身につけられたと感じており、社会人として大学院で学んだ知識を活用することはもちろん、ABSのダイバーシティな環境で得た国際的な視野を持ちながら今後の就職先でグローバル・メンバーとして活躍していきたいと思っています。