『青山ビジネススクールは、もっと学びたいという気持ちがあふれ出てくる、そんな環境です 』

越智 順一郎さん(株式会社ジェイティービー グループ本社 国内事業本部 2016年度フレックスコース入学)

1. ビジネススクール志望動機

わたしがMBAを志望した理由は、仕事において、もっと学んで、その学びを仕事の現場に持帰って、この先20年、30年 働いていく職場をもっとよくしたいという思いからチャレンジしました。これまで、自社の研修や、個人的に参加していたセミナーなどで、もっと仕事力をつけるためには、『経営目線』とか、『経営戦略』、『ロジカルシンキング』といういくつかキーワードになる表現が、ずっと自分の中で引っかかっていて、『学ぶ』ということは、なんとなく自分の中の目標感として持っていたこともあり、どちらかといういと、ABSで学びたいというのが先で、MBAというのは、後からついてきたようなイメージです。『学ぶ』からには、日々の仕事やその他自分が関わっていること、ABSの学びでつかんだものを、活かしたいと思ってチャレンジしています。

2. ABSに入学してどうか?

まず、圧倒されたのは、最初の合宿でした。知らない人同士が同じ目標に向かって、入学したんだなぁという気持ちで臨みましたが、話をしてみるとみんな志が高く、自分とは全く違う道を歩んできた人ばかりでとても興味深いものでした。この仲間と2年間やりきるんだという思いを奮い立たせてくれた大磯でした。そして、その仲間や先生方との出会い、これはとても貴重なもので、わたしの人生の中でかげかえのないものだと思っています。入学当初は、仕事が終わって夜、学校に通ってという自分のルーチーンができあがるまでとても苦労しましたが、その中で、課題やグループワークを仲間とこなすことで、同じ志を持っているのに、まったく異なる業界で働いている方やこれから就職する方やさまざまな方との出会い、考え方というのが、自分の世界観を変えてくれたと思います。ABSでの学びは、同じ志を持った仲間や先生方と出会え、これまで自身が思っていた以上に世界観を変えてくれました。この新しい価値観を育てつつ、もっともっといろんなことを吸収できるようにアンテナを広げていきたいと思います。

3. ABSの良い点

みなさん、まずは青山という立地の良さが想像できるのではないかと思います。わたしも真っ先に思うのは、ABSはとても立地に恵まれているなぁと思います。やはり、都心のど真ん中にこれだけ広い敷地、校舎を持ち、イチョウ並木やクリスマスのシーズンには、ツリーの点火祭など、青学だからという雰囲気を味わいつつ、『学ぶ』のにとても良い環境だと思います。
それから、このところお正月の一番の話題となっている原監督率いる駅伝軍団やバスケットボールの試合開催など、話題に事欠かないところも青山らしいなぁと思います。『学び』の面では、1年生のうちは、みっちりと基礎強化に励んで、2年生になると専門科目を中心に履修することとなりますが、いろいろな方面で活躍されている素晴らしい先生方たちから濃密な授業を受けられるのは、とてもありがたい事だと思います。必修の科目以外では、1年生、2年生、フル、フレックス入り混じっての授業もあったりするので、さらに新しい発見もあると思います。実践的な500番台という授業では、さらにみっちりと励むことができ、自分の専門性であったり、足りないものであったり、『学ぶ』環境としては最高です。入学して、1年半学びましたが、まだまだ足りないものがあるという思いで今は、いっぱいです。本当に、時間はいくらあっても足りないというのを実感しています。ABSは、もっと学びたいという気持ちがあふれ出てくるそんな環境だと思います。

4. 感謝

最後に、わたしは、妻と子供2人(高校、中学)の4人暮らしですが、ABSへ入学してから、家事はかなりまかせっきりで、ありがたいことに自由に学ばせてもらっています。特に、わたしの場合、長男の高校入学とともにABSに入学しました。入試も同じタイミングで受けました。なるべく、家事も協力したいと思うものの、課題やレポートなどの宿題に追われる毎日で、なかなか思うような協力ができていません。仕事、家庭、ABSというフレックスコースのわたしとしては、3つを掛け持ちしているようなものなので、どうしても家族の協力なくしては、仕事もABSでの学びも成り立ちません。この2年間、ABSで学ぶという事に背中を押してくれた家族へ感謝するとともに、2年間で無事に卒業できるように、しっかりと『学び』に励んでいきたいと思います。

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