経験だけではない論理的な考えを学ぶため、ABSへ入学。

豊嶋 恵美さん(2014年フレックスコース入学)

学業と仕事のやりくり

大学卒業から約10年間、ほぼノンストップで働いてきました。体力には自信がありましたが、やはり学業と仕事の両立には苦労しています。入学当初からとにかく生活ペースを掴むことに翻弄される状況が続いています。朝は人より早く出社し、18時に仕事を切り上げ、ほぼ毎日キャンパスへ。便利なキャンパスの立地にはとても助けられています。90分の授業を2コマ終えると、待ち受けている復習と課題に時間を費やします。忙しい中で精神的にも体力的にも良いバランスを保つため、週末はABSで出会った仲間たちと一緒にスポーツをしたり食事をしたりして過ごすことも大切にしています。ABS入学後はこれまで以上に時間の使い方を考えるようになり、振り返ると、以前よりも時間の使い方が上手くなってきたと感じます。

学習

転職して3年が経ち、自分の将来について考えたとき、経験だけではない論理的な考え方が私のキャリアデベロップメントには必要であると考え、ABSに入学しました。

1年次に受講した「マーケティング戦略」では個人課題として、郊外を中心に展開している企業が都内の中心地に期間限定ショップを立ち上げる戦略について取り上げ、クラスメートとディスカッションを行う機会がありました。またグループワークでビール業界各社の戦略を検討する機会もありました。ABSで学んだ知識やフレームワークを活かしつつ戦略を考察、立案するという授業は、論理的な考え方を身に付けるうえで重要な機会になったと実感しています。他にも「統計」で学んだ分析手法は、私の今までの視点を変え、論理的な考え方に基づき実務に活かせるものもあります。

2年目の今年は、さらに見聞を広げるための活動に費やす時間をつくり、以前から習得したいと考えていたアカウンティングの授業や、ABSで身に付けた知識の総まとめとして、学習プロジェクトでビジネス・プランニングにも挑戦したいと考えています。

ABSでこんな自分に変わり始めている

入学当初は自分よりも経験や知識が豊富なクラスメートの発言を目の当たりにし、考えをうまく表現できない自分に苛立たしさを感じることが多くありました。これはABSに入学し、自分を客観的に見ることがなければ気付くことができなかったことだと思います。入学前は立ち止まって考えることなく走り続けていました。しかし今は、職場で何か解決策を見出そうとする際、まずABSで学んだ知識や方法論を適用できないかと考えるようになっています。

残り1年後悔することのないよう、今の自分には想像出来ないフレームで、さらに的確な戦略や計画を立てることの出来るビジネスパーソンへの成長を目指し、ABSで充実した日々を送りたいと思います。