2017年度第4回「青山MBAフォーラム」開催報告

本年度第4回「青山MBAフォーラム」は、2018年2月3日（土）に、フランスとデンマークのビジネススクールから2名の先生をお招きし『MBA教育、実務と学術の関連について―ヨーロッパのトップ・ビジネススクールの挑戦から』というテーマで開催されました。

イギリスのEUからの離脱や社会の分断など、さまざまな動きのあるヨーロッパにおいて、世界のビジネススクールがどのように将来に向けMBA教育と学術的なリサーチに取り組んでいるのか。クリスチャン・フランケル教授（Christian Frankel, Copenhagen Business School, Denmark）とマーティン・コルンバーガー教授（Martin Kornberger, EM Lyon Business School, France）から、それぞれの知見と現場でのご経験をお話しいただきました。司会の中野勉教授から、ＭＢＡ教育が、専門知識の習得の場にとどまらず、シェアリング・エコノミー、ネットワーキング、プラット・フォームを創造するための実践的な知識 (pragmatic knowledge) を作り出す場であるとの主張が展開され、クリエイティビティを求める「検索エンジン」としてのビジネススクールの在り方について、3名でのパネル・ディスカッションが繰り広げられました。