2017.12.26
青山ビジネススクール(ABS)では、MBAホルダーのあり方について、経営者としての活躍や地域社会貢献など様々なとりくみを取り上げ議論する場として「青山MBAフォーラム」を定期的に開催しています。
2017年12月8日(金)には、本年度第2回目の「青山MBAフォーラム」として、ABSのMBA課程在籍メンバーが起案し取り組み始めた、学生アスリートのキャリアを支援する活動「NPO法人Shape the Dream」をとりあげ、「ABS学生が取り組むスポーツ人材のキャリア支援」というテーマで開催しました(富士通株式会社のご後援もいただきました)。
「Shape the Dream」は、学生アスリート・体育会学生の社会における活躍と夢の実現を支援するオリジナル研修プログラム「Shape」(シェイプ)を中高・大学の各校に提供しています。このフォーラムでは、彼らの活動を紹介するとともに、様々な種目で活躍する選手に登壇していただき、スポーツ人材のキャリアとその育成を議論しました。
当日はあいにくの雨天にも関わらず、参加者は200名近くに及び、大盛況となりました。参加者の声としても、「青学MBA学生がスポーツコミュニティに対して、こんな素晴らしい活動を主導している現実・・・そこに心動かされた、自分としても何かしたい!」との参加者の声をたくさん聞きました。
ABSのMBA課程学生が推進するこの活動は、現在の日本の大学教育でテーマのひとつになっている「コミュニティベースト・ラーニング」(CBL)としても極めて先駆的で意義があるとともに、ABSが目指す新しいMBAの目指す人材像「創造的リーダー」の養成という面でも重要な取り組みといえます。さらに青山学院大学が現在認定されているスポーツ庁「日本版NCAA創設事業」を担う側面も強く、高く評価されます。今後、多くの人々がこの活動に参画し、学生アスリートのキャリア支援活動がさらに進んでいくことを祈念しています。