2023.11.06
日本教育工学会論文誌に竹田琢助手が筆頭著者で執筆した論文(ショートレター)「仮想の読み手がワークショップ実践の初心者のリフレクション記述に与える影響」が採択されました。この論文は慶應義塾大学SFC研究所の亀岡恭昂上席所員との共著です。
この研究では、学生がリフレクションを記述する際に「過去の自分」を仮想の読み手として想定させることがリフレクションの記述にいかなる影響を与えるかについて検証を行いました。
その結果、単に経験を「報告」する記述が減り、自分自身が取り組んだ経験について省察する「応用」の記述が増え、多様な観点から批判的で将来の行動に繋がるリフレクションができるようになる可能性が示唆されました。
論文は日本教育工学会論文誌vol.48(Suppl.)に掲載予定です。
既にJ-STAGE上で早期公開されていますので、下記URLからどなたでも閲覧・ダウンロードすることが可能です。