2022.07.06
伊藤晴祥准教授が、生命保険文化センターの生命保険に関する研究助成により執筆した論文、「リスクファイナンスを利用したパンデミックリスクマネジメントに関する一考察」が研究助成の成果論文表彰制度により、優秀論文として表彰されることになりました。
受賞論文は、パンデミックリスクマネジメントの手法について体系化を試み、相互支援プログラム及びパンデミックボンドによる手法に焦点を当て、その有効性について検証しています。
検証の結果、疫病への罹患率が40%程度(スペイン風邪は33%程度)であれば、パンデミックボンドによるパンデミックリスクマネジメントは有効になりうることを示しています。