宮副アドバイザーグループの活動
株式会社ビームスとの産学連携：本社オフィス及び物流センター訪問見学

青山学院大学の学内学部横断で学生・教員が交流する「アドバイザーグループ」制度に宮副謙司教授が2017年度から参画し、学部1年生から4年生、MBA課程（ABS）1年生から2年生までをメンバーとして、マーケティング関連をテーマにグループ活動を行っています。2021年度後期は、株式会社ビームスと産学連携し、ビームス本社（渋谷区神宮前）と物流センター（江東区新砂）を学生メンバーが訪問する機会をいただき、ビジネスの現場を学修しました。

ビームス本社訪問（2021年11月18日）では、社会連携や新規事業開発担当の児玉正晃様からプレスや商談のミーティングスペース、社員のディスカッションスペースやコミュニケーションスペース等をご案内いただき、クリエイティブな発想を生み出す工夫が様々に施された場での社員の方々のお仕事ぶりを感じることができました。また、JAXA（宇宙航空研究開発機構）と連携した製品開発事業やSDGsの取り組みも具体的にご説明いただき、とても感銘を受けました。

物流センター訪問（2021年11月29日）では、本間征東様・幡野広樹様から情報システム化された物流プロセスを現場で詳しくご説明いただき、さらに配送商品の仕分け作業体験もさせていただきました。また小野正史様からは原材料の廃棄部分を活用したアートクラフト創作のワークショップを行っていただき、SDGsを身近に感じる体験となりました。

この様な機会をご提供いただきましたビームスの皆さまに、心より厚く御礼申し上げます。宮副研究室としては、これからビームスの方々と、ファッション・リテイリングや地域活性化（民藝・地域ブランド）・SDGsなどにも連携を広げていくことを計画しています。一方で、青山学院大学の学部生や大学院生ら「Z世代」メンバーの着想や視点を企業に注目していただき相互に協働する機会が一層増えていくことを願っています。