2021.12.21
宮副謙司教授編著・市野初芳教授ら執筆の『企業経営と地域活性化-愛媛県西条市の事例から』が、2021年度日本マーケティング学会「学会員が選ぶマーケティング本大賞」べスト10冊に選ばれました。
この本は、青山学院大学総合研究所プロジェクト研究のユニット「企業による地域活性化の取り組みの比較研究」として2018年から2019年にかけ、プロジェクトメンバーが研究してきた成果を、2020年度に出版物として取りまとめ、2021年3月に刊行されたものです(青山学院大学総合研究所叢書)。
宮副謙司教授・市野初芳教授をはじめ、総研プロジェクトメンバーの川口央さん(ABS助手-当時)、佐伯悠さん(ABS修了生)、及び内海里香さん(文化ファッション大学院大学教授)が出版に参画し執筆しました。
本書の概要(研究概要)
近年注目される企業による地域活性化や地域でのSDGsの取り組みについて、全国的な大手企業(花王・アサヒビール・クラレ)、四国地域の有力企業(四国電力・JR四国・伊予銀行・いよてつ髙島屋)、西条市の地元企業(石鎚酒造・サイプレススナダヤ)の3層で事例が見られる愛媛県西条市を研究対象として、数年にわたる現地研究の集大成となっています。様々な業種の企業の地域活性化とSDGs活動について基本的戦略から具体的施策まで今後のあり方を提案しています。
(参考)
「日本マーケティング学会員が選ぶマーケティング本 大賞」、マーケティング理論や実践の普及のため、1年間に日本で出版されたマーケティング書籍(翻訳本を除く)を対象に、日本マーケティング学会の会員が推奨する優れたマーケティング書籍として投票形式で選出するものです。