2021.06.11
オペレーションズ・マネジメントおよびテクノロジー・マネジメントの分野で世界のトップ10に入る学術誌「International Journal of Production Economics」に、細田髙道教授が筆頭執筆した論文「The yield rate paradox in closed-loop supply chains」が採択されました。
この論文では、真の持続的社会に向けて主に製造業者と再生業者が何をすべきかについて論じており、また初期段階における行政からの協力の必要性も説いています。この論文における最も重要な知の体系への貢献は、持続的社会に向けて活動しているだけではまだその存在が知られていないパラドックスの罠にはまってしまう可能性があることを示したことです。
この研究成果は英国・オランダ・米国の大学と長年共同で実施しているSDGs関連研究の一つの成果です。共同執筆者は英国国立エクセター大学のステファン・ディズニー教授と英国国立グリニッジ大学のリー・ゾウ教授です。
この研究は、青山学院大学SDGs関連研究補助制度と日本学術振興会による科学研究費の助成を受け実施されました。