2019.10.08
青山学院大学の学内学部横断で学生・教員が交流する「アドバイザーグループ」制度に宮副謙司教授が2017年度から参画し、そのグループ活動を始めています。
2019年度は、6月15日(土)の「アドバイザーグループ・デイ」に第1回のメンバー顔合わせミーティングを行い、7月10日(水)には、第2回活動として、学部1年生から4年生、MBA課程1年生から2年生までの合計11名の学生が「青山企業」の代表的な企業であるエイベックス株式会社の本社(エイベックスビル)を訪問し、オフィスを見学させていただきました。
当日はエイベックス株式会社の広報スタッフに、ビルの3つのコンセプトである【コミュニケーション・コラボレーションが起きる】、【働きがいのある】、【エンタテインメントならではの機能を備えている】に沿った執務フロアや、会議室フロア、社員食堂、コワーキングスペース等をご案内いただき、働き方制度と連動したスペースの充実、最新のICTの活用などについても知ることができました。
特に、学部1、2年生やMBA課程1年の留学生は、今回がまったく初めての企業オフィス訪問であったとのことで、初めからこのような先端的な環境を体験でき、大変恵まれた機会であったと感激していました。
宮副研究室では、MBA学生による青学周辺の企業を事例研究した「ケースに学ぶ青山企業のマーケティング戦略」を出版しており、青山の歴史と地理に関しても研究を継続しています。さらにアドバイザーグループ制度を活かした学部生と協働のマーケティング研究活動も開始し、ビジネススクールと学部の連携を一層進めています。
今後は、さらに様々な企業が戦略策定の前提として求めている大学生や留学生の声、若い感性での新発想など、企業ニーズと学生マーケティング資源を掛け合わせるような産学連携も深めていきたいと考えています。