2019.10.04
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)の宮副謙司教授が担当する、青山スタンダード科目「仕事力基礎論」は、学部生が様々な業種の仕事の内容を理解し職業選択力と仕事力を養成することを目的としています。
2019年度はABSで学ぶ社会人学生らが学部生へ向けて企業や仕事について話をする機会を増やし、学部生にとって様々な業種・企業・仕事をより身近に感じてもらうとともに、青学にはビジネススクール(MBA課程)があり、学部卒業後の進学先としても、あるいは就職後一定期間を経たのちに働きながらでも学べる場としても、キャリアと学びに選択肢があることを学部生に伝え、その理解を促しました。
具体的な授業内容としては、まず「青山企業」の1つであるエイベックス株式会社出身の竹尾大輔さん(2018年度フレックスコース修了)(6月7日授業)、フレックスコース在学生の谷薫さん(株式会社ティーズラボの起業:テレビ番組制作関係の経歴)(7月12日授業)がそれぞれ所属する業界や企業・仕事のこと、自分自身の経験、学部生に期待することなどを丁寧に語っていただきました。
また青山学院大学学部から今年ABSフルタイムコースに進学した学生として、武田隆秀さん(文学部卒業)、宮川宜之さん(地球社会共生学部卒業)が登壇し(7月5日授業)、学部在学中には経営領域を専門に学んでいなくてもABSできっちりと学び、社会で活躍したいとする意欲と可能性を語り、受講学生の共感を呼びました。
これらの授業では、受講生約100名からスマートフォン経由で質問を受け付ける「スグキク・システム」を導入したことで、数多くの真剣な質問が学部生から出て、MBA課程学生がリアルタイムで答えるという交流が活発に行われました。