2019.06.07
宮副研究室は、2018-20年度において、青山学院大学総合研究所の研究ユニットとして採択され研究助成をうけ「企業による地域活性化の取り組みの比較研究」を進めています。
(研究の背景)日本各地で取り組まれる地域活性化の担い手として地域にある民間企業の役割が高まっています。企業側もCSV(クリエイティング・シェアード・バリュー:共通価値の創出)やSDGsの観点からも所在地域での社会的活動を積極化させており、とりわけ全国的な事業展開を行う大手企業や地域有力企業の活動が注目されます。
(研究の概要)本研究では、全国的な大手企業、地域有力企業の地方都市への進出事例を研究対象とし、その観点で、対象企業の数、製造業・商業・サービスなど業種バランスなどの研究条件が揃った愛媛県西条市を研究対象地域として選択しました。そこでの代表的な7社の地域内発型の活性化の取り組みに関して現状調査を行い、業界他社比較、同社内他地域比較などの比較研究からその取り組みの特徴を明らかにするものです。
研究の途中経過を取りまとめた論文が、東レ経営研究所経営誌「経営センサー」2019年4月号に掲載されました。ご参照ください。
※「経営センサートップページ」→「経営センサー」→「バックナンバー」2019年4月号で、宮副教授のPDF記事がご覧になれます。