2018.05.30
青山ビジネススクール(ABS)の教員の一部は、青山学院大学学部生にもさらに多くのビジネス実務との学びの接点を提供するべく学部生向け授業も担当しています。その中でABS宮副謙司教授は、学部全学共通教養科目「青山スタンダード科目」の一つである「仕事力基礎論」を担当しており、2018年は株式会社ストライプインターナショナルとの産学連携による授業を実施しました。
「仕事力基礎論」では、製造・流通の視点でモノづくりから小売までの様々な企業が関わり、様々な仕事が展開されることを前半の回で学びます。ストライプインターナショナルは、ファッション製造小売り(SPA)とセレクト販売の両方を展開するともに、様々な新規事業で急成長を遂げています。その主要ブランドのひとつである雑貨ブランドの「Maison de FLEUR(メゾン・ド・フルール)」を対象として選び、そのブランド・スペシャリストである久保田佳奈さんに4月27日(金)に授業内講演していただきました。
久保田さんには、このブランドの立ち上げ、商品企画から、生産管理、販売、広報、コミュニケーションまでの一連の仕事とその流れに関して、大変わかりやすく講義していただきました。またこれから社会にでる学生に向けて、ご自身の体験も含め、学生時代にいかに学び、そして社会人になってから、どのように仕事に取り組んでいくべきか熱心に話されました。学生たちは、同社の若い人材がブランド運営に抜擢され活き活きと仕事している実践について直に聞くことができ、大変充実した授業となりました。
この科目では、今後、青学周辺の企業(いわゆる「青山企業」)に勤務するABS在学生の授業内講演や、ABS修了生(アルムナイ)メンバーによる仕事の選び方・進路に関するアドバイスなどを行っていく予定です。