専門分野は会計制度・情報の経済分析だが、歴史に深い関心を持ち、英独仏露の各国語に堪能という能力を生かして、日本では知られていない最先端の歴史論文を精力的に読破。その成果を月刊誌「正論」に「世界の『歴史』最前線」として連載。それに大幅に手を加え再構成した本書は、著者の歴史論考として最初の著作となる。