青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)の宮副謙司教授及びそのアドバイザーグループ学生メンバーは、株式会社ゴールドウイン(東京本社:東京都渋谷区松涛)が、「恵比寿ガーデンプレイス」に新業態を出店するプロジェクトに連携し、宮副教授が同社主催の出店戦略説明会・パネルディスカッションへ登壇し、宮副アドバイザーグループ学生メンバー5名が恵比寿エリアや消費意識行動などに関するリサーチ・インタビューに参画しました。
ゴールドウインは、戦略ブランド「NEUTRALWORKS.(ニュートラルワークス.)」・「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」や新規ブランド「PLAY EARTH KIDS(プレイアースキッズ)」で売場ゾーンを形成し、新たな街づくりコンセプトで大規模なリニューアルを行う恵比寿ガーデンプレイス(11月8日開業)に出店し、そこで重要な機能を果たすことが期待されています。
9月22日に恵比寿ガーデンプレイスで開催された出店戦略説明会・パネルディスカッションに登壇したのは、ゴールドウイン渡辺貴生社長、サッポロ不動産開発の中島信一郎取締役、長谷部健渋谷区長と宮副教授で、いずれも渋谷区が進める「S-SAP:シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」メンバーであり、その枠組みでの産官学連携の実践ということになりました。
参考:渋谷区「S-SAP」協定について
学生インタビューへの参加者は、平田裕暉さん・松﨑雄哉さん(ABSデイタイムコース2年生)、川嶋晴花さん(教育人間科学部2年)、川村彩乃さん(コミュニティ人間科学部3年)、茂野旅人さん(経営学部4年)の5名です。そのインタビューコメントは、動画として9月22日の会場で発表されました。
宮副教授は、恵比寿ガーデンプレイスは、①広域集客型の大型商業施設でなく、地元に住む人々とそこで働く人々の日常を支援し、新たなライフスタイルを生み出していくような街として発展が期待されること、②食、アート・クラフト、スポーツ・健康、エコロジーなど知的で健康的で自分らしいスタイルがある米国ポートランドのような街づくりの動きが既にあること、③若い起業家/スタートアップのオフィスも多く、外の空気や水と緑を感じながら仕事ができるなどの特徴を述べました。さらに、それを踏まえ『ここで仕事したい』と学生たちが思う街になっていくのではと展望を話しました。