マーケティング演習を中心にしたMBA学生・修了生による出版

マーケティング演習（宮副研究室）を中心にしたMBA学生（修了生）11名による出版

ABS宮副謙司教授のマーケティング演習メンバーを中心としたMBA課程学生（現在は修了生及びDBA課程学生）11名が、青山に本社や主要拠点を置く企業11社を研究対象に取り上げ、そのマーケティング戦略について、各自1社1章を担当し共通視点で分析・執筆し、「ケースに学ぶ青山企業のマーケティング戦略」という本を出版しました。

本書では、①青山で創業した企業、②青山に進出し発展した企業、③青山を起点に新ビジネスを創造する企業の価値創造・伝達・提供について、その戦略の評価及び実現要因の分析を行い、その革新性・創造性や競争優位性を明らかにしています。

執筆者と対象企業は以下の通りです。

2011年フレックスコース入学：松永剛（紀ノ国屋）、角田徹（日本オラクル）、可児瑞起（ワコール/スパイラル）、長田俊介（エイベックス）、水野博之（ナチュラルハウス）、伊藤久雄（ディーン&デルーカ）
2011年フルタイムコース入学・現在DBA課程在籍：佐伯悠（Sansan）
2012年フルタイムコース入学・現在DBA課程在籍：小谷恵子（キハチ）
2013年フレックスコース入学：三宅健介（青山フラワーマーケット）、髙橋弘多（Honda）
2014年フレックスコース入学：杉原功輝（ベネッセ）

本書は、ABS学生が在学中の研究成果を論文化し執筆した初めての出版物として注目されます。また執筆者メンバーは、「青山企業」各社の経営者層や広報担当者との関係を形成するとともに、出版制作から拡販までの一貫したプロセスを経験し、その面でも大きな学びを得ました。（装丁デザインは、可児瑞起さん（デザイン関係会社経営）の手によるものです。）

宮副謙司（編著）『ケースに学ぶ青山企業のマーケティング戦略』中央経済社、2015年
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