「PMIイズム」で難しい局面を打開する
私がPMP®を取得できたきっかけとなったのは、伊藤大輔先生の講義である「ビジネス・プランニング」にてプロジェクト・マネジメントの国際資格の存在を知ったことでした。私はメーカーに勤務しており、製品開発のプロジェクトに携わることも多々あります。プロジェクト・マネジメントを体系的に会得し、実務に活かしたいという気持ちが強く、「ビジネス・プランニング」の講義でお世話になった伊藤先生をはじめ、PMP®ホルダーの友人達からの親身なアドバイスをいただきながらPMP®を取得することを目指しました。
PMP®は、世界共通の資格であるので、国内のみならずグローバルでの活用が見込めることはビジネスパーソンにとって非常に有益と考えます。学習してみて特に私が大切だと感じたのが「PMIイズム」に則った意思決定です。PMIイズムとはPMIが提唱しているプロジェクトマネジャーとしての規範を定義している俗語でプロジェクトマネジャーとしてのあるべき姿です。PMP®を学んでいるとプロジェクトの立上げ、計画、実行、監視・コントロール、終結といった各フェーズにおいて様々なシチュエーションで意志決定の必要に迫られます。選択に悩んだ時にはPMIイズムに則っているのかを常に意識しながら意思決定をしました。実務においてもプロジェクト実行中に非常に難しい選択を迫られることもありますが、その際にもPMIイズムに則って意思決定することができるようになったことは自身にとって貴重な財産となったと感じています。
2023年7月にPMP®試験をパスすることができましたが、学んだことはすぐにでも実務に適用できると実感しています。今後はMBA取得過程で養った経営知識に加え、PMP®で学んだプロジェクト・マネジメントのテクニックを兼ね揃えることで、自身のアウトプットに付加価値を提供していく所存です。PMP®取得にあたりサポート及びアドバイスいただいた皆様に深く感謝します。