「プロジェクト管理の国際標準」
皆様はProject Management Professional(PMP®)という資格をご存じでしたか?正直に申し上げますと、私はプロジェクトマネージャーという職務に就いた経験がありながらもこの資格を知りませんでした。
ABSに入学後、伊藤大輔先生の「プロジェクト・マネジメント」の講義を受講し、当該資格の存在を知ると共に基礎知識の必要性を認識しました。また、コンサルティングプロジェクト(以下、CP)において、PMP®ホルダーである細田高道教授、およびCP履修メンバーの諸橋生和子さんや、PMP®取得予定の渡邊慎介さんのプロジェクトの進行方法に刺激を受け当該資格の取得を目指し、今般無事PMP®の資格を取得することができました。この場をお借りしまして関係者の方々にお礼申し上げます。
PMP®は国際標準の資格であり、外資系企業且つ様々なプロジェクトが進行する企業に所属する私にとって非常に業務との関連性が高い資格であり、後から知ったのですが当社内でも所持している人が数多くいることがわかりました。当社は成長のスピードが速いことから様々な経営施策が日々行われており、MBA、PMP®の取得により施策の意図や考え方を汲み取る事が可能となりました。さらに当該資格の取得過程で学んだ意思決定基準や行動指針は自身の行動や判断と結び付け実践できる項目が多く、実務との関係性が深い資格であることから、資格取得は自身の成長に繋がったものと非常に感じております。
また、PMP®試験の出題範囲は、MBAで学んだ組織行動、経営戦略、サプライシェーンマネジメント、そしてファイナンス等であり、試験勉強はMBAでの学びを復習する機会にもなりました。それゆえ、MBA取得者には是非ともPMP®取得にチャレンジして頂きたいと考えております。ABSも2022年2月にMBAの国際認証であるEFMDを取得し、世界的に認められる水準のMBAプログラムの提供が可能なビジネススクールとなりました。我々ABSの卒業生もMBA取得で満足するのではなく国際標準の資格を取得することにより、国際的にも活躍することでABSの今後の更なる成長、発展に貢献出来たらと考えております。
伊藤大輔先生(ABS非常勤講師)コメント
本講義の開講以来、あらゆる業種業態のビジネスパーソンがプロジェクト・マネジメントの国際資格であるPMP®を取得しました。MBAとPMP®の2つのタイトルはビジネスにおいてバリューがあります。ぜひ、青山ビジネススクールでMBAとPMP®のダブルホルダーを目指していただければ幸いです。
プロジェクトとは、独自の目標を設定し、それを期限内に達成させる一連の活動です。社会人であれば、たとえ業務名に「プロジェクト」とついていなくとも、期限内に目標を達成させなければならない仕事はいたるところに存在しています。
この「プロジェクト」管理に特化した知識と技術手法があります。それが「プロジェクト・マネジメント」です。PMP®はプロジェクト・マネジメントの国際資格であり、プロジェクト・マネジメントの知識と技術を有していることを証明するものです。
本講義では、希望者に対し、学習成果を「PMP®取得」という形で証明することを推奨し、またその取得方法、受験勉強方法などを分かりやすく伝えています。
さらにPMP®ホルダーは、グローバルプロジェクトにおいて使用されるプロジェクト・マネジメントの世界共通言語(用語)、知識、技術を使い円滑にグローバルプロジェクトを対応することができるようになります。
※PMP®は、米国プロジェクト・マネジメント協会(Project Management Institute, Inc.)の登録商標です。