225チーム参加の「第9回学生起業家選手権大会」で最優秀賞を獲得
―ビジネスプランニングの集大成―

2010年フレックスコース入学 村井 祐介

私たちのチーム(筒井宏次氏、根来勇人氏、渡邊悠太氏、村井祐介)は、ビジネスプランニングで作成したプランをベースにコンテストに参加し、225チームが応募する中、最優秀賞を獲得した。

昨年の4月から半年間、苦労して創ったビジネスプラン『Glooming Pet salon』(ペット関連の新規ビジネスプラン)が本当に通用するのか、多くの方に評価してもらおうと考えたことが、起業家選手権へ応募した動機である。

学生起業家選手権は、大学学部生、MBA学生が応募したビジネスプランをベンチャー企業社長やビジネススクール教授が「実現可能性」「新規性」「市場性」「成長性」「着眼点」「独自性」の観点から評価するコンテストである。選考は、第一次書類選考 → 第二次書類選考 → 準決勝 → 決勝大会と進み、準決勝、決勝時には、プレゼンテーションと質疑応答が求められる。

私たちは、ビジネスプランニングで作成したプラン『Glooming Pet salon』をベースにコンテストに参加した。このプランは、150個を超えるアイデアの中から選んだものであり、毎週チームで議論し、修正を重ねて作成した。特に、ビジネスモデルと収益性については、中々方向性が決まらず、何度も議論し、相当の時間を費やした。また、決勝大会のプレゼンテーションについては、実現可能性が重視されることから、収益性や店舗運営にフォーカスしたこと、マーケット調査に基づいて定量的に実現性を説明できたことが良い結果に繋がったと考えている。また、今回の最優秀賞に加えて、ABSの体験的学習プロジェクトのビジネスプラニング科目担当の前田先生、長谷川先生からご指導を頂き、クラスのメンバーからも刺激を受けながらビジネスプランニングを学べたことは、大きな収穫であった。

私の目標は、利益を上げる新しい仕組み創りをすること。今後は、2年間ABSで学んだことを活かして、実行に移したいと思う。