2018年度マネジメント・ゲーム体験記

担当:岩井 千明 教授/福井 一枝 先生

「MBAの集大成」

久保田 龍さん(2017年度フレックスコース入学)

履修の決め手

魅力的な授業がある中で、学友に声をかけてもらったことがきっかけで履修を検討しました。

説明資料や提出資料のほぼ全てが英語であり、仕事で英語を使わない私にとっては挑戦的な試みでしたが、1年目に経営についての基礎を学び、それを実践に近い環境で学ぶことが期待できたため履修を決めました。

強い組織をつくる難しさを痛感

私はCEOの役割でチームに参加していました。最も学びとなったことは、「想いを伝え、一丸となって努力することの重要性」です。

チームで分担する財務、マーケティング、オペレーションの役割は連動しており、自分の役割の判断が全体の結果に影響します。チームメンバーは他の授業の準備や、仕事、家庭、趣味など取り組まなければならないことが多々あり、このような中で正解のない経営の意思決定のために個々の役割を果たしてもらわなければなりません。

マネジメントをするよりもされていたCEOでしたが、約4ヵ月間、目標に向かって努力を続け、互いに足りないものを補い合いあった結果、海外のMBA生に勝利し、1位という結果を得ることができました。これは、優秀な4人の学友と、素晴らしいチームになることができたからだと確信しています。

履修後の成長を実感

マネジメント・ゲームでは、カーネギーメロン大学をはじめとする海外MBAスクール、社外取締役として参加いただいた企業のトップランナーなど、学外の方々を巻き込んだプログラムであり、緊張感のある日々を過ごすことができることと思います。プレゼンのクオリティ向上、タイムマネジメント、他授業の理解の深化、経営的思考など、成長を実感できる項目は多岐にわたり、なにより苦楽を共にしたチームメンバーとの絆は特別なものとなりました。

マネジメント・ゲームの履修に興味がある方へ

プログラムを通じて、これまでの学習や経験に自信をつける絶好の機会を得られます。ABSはカーネギーメロン大学など海外MBAと比較し、好成績を収めています。世界で闘えることをぜひ実感してきてください。

最後に、チームメンバー、社外取締役で参加下さった皆様、修了生の皆様、教授方、その他関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。