『演劇のアプローチで創造力とプレゼン力を磨く』
東 朋美さん(外資IT企業勤務)(2018年度フレックスコース入学)
私はビジネスコンサルタントとして、顧客現場で発生する問題解決に対し他者視点から見た状況を察して適切な振る舞いを心がけていますが、認識を誤ることによって想定と異なる結果を生んでしまったことも多々あります。
この「ビジネスへの演劇アプローチ」(広瀬 彩非常勤講師)の受講を決意したのは、この授業が演劇のアプローチや思考を学びながら、ビジネスで活用可能な創造力(イノベーション)やプレゼンテーション能力(コミュニケーション)を伸ばすという非常に面白い試みのカリキュラムに惹かれたからです。自身のこれまでの経験によって、凝り固まった思考や能力を身体的アプローチによって打破できるのではないかと考えました。
授業は座学のほかにワークショップ形式で進行しています。ワークショップでは発声や姿勢といった基礎トレーニングから、ホール内を様々な速度で歩きながら状況把握を行ったり、同級生との即興の掛け合いやボール投げによるコミュニケーションを取ったりと、ビジネススクールでは考えられないほど想像以上に体力を使いますが、先生の温かいご指導により、とても楽しく活気のある授業です。