2018年度アドバンスト・コーポレートコミュニケーション体験談

担当:北川 哲雄教授/佐藤 淑子非常勤講師

「MBAで学ぶべき要素が凝縮されたACC」

丸山 義弘さん(2017年度フレックスコース入学)


なぜ履修したか

海運会社にて営業として顧客に最適な輸送サービスを提案していましたが、商品であるサービスを中心とした自身の売り方に限界を感じることがありました。より広い視野を身に着けビジネスの定石をしっかりと学ぶことと、自身に不足している分野の知識(特にファイナンス)を身に付けることにより、ビジネスパーソンとして顧客に価値を提案できる幅を広げることができると考えました。それが、ACC(アドバンスト・コーポレートコミュニケーション)を履修したきっかけです。投資家をはじめとした様々なステークホルダーに最適なコミュニケーションを行う手法や戦略を学ぶことによって、顧客に対しても中長期にわたって持続的な関係性を築くための提案ができるようになると考えました。

授業で学んだこと

授業は、事前課題で準備を行い、常に最新の題材・文献を用いて、インタラクティブな授業環境のもとで理解を深める形式となっていました。前期終盤には衣料、食品、後期序盤には食品、医薬品企業のIR関連業務ご担当者様を招いての質疑応答を中心とした授業と、投資家向け説明会を想定した模擬グループ・プレゼンテーションを行いました。学んだ理論をアウトプットし、企業担当者様から直接フィードバックを頂くことで、更に深い学びにつながったと考えています。後期末の最終課題・個人プレゼンテーションは、私にとって最大の山場になりました。長期投資家に対して企業の魅力を伝えることをテーマとして、自身で選んだ研究対象企業についてのプレゼンテーションを行うという課題でした。統合報告書・アニューアルレポートをはじめとした投資家向け情報を分析し、財務・非財務・ビジネスモデル・コーポレートガバナンス等の観点から企業がどのような価値創造を行い持続的な成長と社会価値の創出に取り組んでいるかを、自分なりにまとめて発表しました。10分間という決められた時間の中で、投資家に魅力を感じてもらうために効果的に伝えることの難しさを感じた最終課題でしたが、考え抜いた成果を発表する楽しさも同時に感じることのできた、重要な経験となりました。

学んだ内容を今後どんな風に生かしていきたいか

CCで培った分析力、企業の財務・非財務活動を読み解きアウトプットする力は、現在身を置いている海運会社での営業業務でも役立っており、特にESGやSDGsといった分野への理解が深まったことによって、顧客への提案も商品であるサービス主体から、顧客にとって社会的意義を見出せる内容に変化しました。結果的に顧客との信頼関係の構築にも寄与しています。今後は、経営企画などにも関わり、事業を通じてより社会に貢献できるビジネスパーソンとなれるように努力していきたいと考えています。

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