2017年度アドバンスト・コーポレートコミュニケーション体験談

担当:北川 哲雄教授/佐藤 淑子非常勤講師

「ACCでの学びは、経営層を目指すMBA生すべてにとっての羅針盤的な科目」

高橋 正彬さん(2017年度フレックスコース修了)


なぜ履修したか

履修を決めた理由は、(1) MBA入学前に知見のなかった財務・会計、金融への学びを2年次でさらに深めたかったこと (2) 担当業務であった新規サービス企画を行ううえで、今後、資本市場との関係を意識した視点の必要性が高まると考えたこと (3)将来の経営層を目指すうえで必要な視座を得られると考えたこと(4)先輩からの評判の高さ、の4点からでした。

授業で学んだこと

各業界のトップランナーの方々(証券アナリスト、ファンドマネージャー、ESGアナリスト)の講義、そして、数多くのCC優良企業を財務・非財務面で分析を行ったうえで、実際に当該企業のIR・広報、経営企画・CSR担当者と行うアクティブラーニングは、非常に濃い学びの連続でした。その中でも、特に学びの多かったラーニングの内容2つをご紹介します。

1つ目は、前期最後の課題であった、企業の「アナリストレポート作成」です。17年度は「ユナイテッドアローズ」「横河電機」様を題材とし、各自がアナリストレポートを作成し、当該企業のIRご担当者様と投資家目線で実践的な対話を行いました。MBAで学んだ知識をフル動員し、財務・非財務、ビジネスモデル等の幅広い観点で企業を分析し、中長期業績予想を行い、レポートに仕立てる作業を通じ、MBAでの学びすべてが血肉になっていく感覚がありました。そして、実際の企業担当者との双方向ディスカッションによりさらに深い学びを得ることができました。

2つ目は後期の「長期投資家向け模擬説明会」です。 IR優良企業様として「アステラス製薬」「日立製作所」様を題材とし、投資家向け資料の作成、そして担当部署様、経営企画部様を前にした説明会実施をグループワークで行い、多くの学びを得ることに加え、熱いディスカッションを通じ、一生の仲間をも得ることができました。

学んだ内容を今後どんな風に生かしていきたいか

ACCを通じて修得した考え方や視点は、IRや広報はもちろん、投資家との対話が不可避な時代において、経営層を目指されるMBAホルダーにとって必須な内容ばかりです。企業を取り巻く環境変化の激しい、こうした不透明な時代を生き抜く企業や個人にとっての羅針盤のようなものだと感じています。

私自身は、MBAや本科目の学びを契機に、事業会社からコンサルティングファームに転職することになりましたが、投資家や最先端企業との対話を通じた学びは、日本企業の抱える難題の解決策を導く際の羅針盤になってくれるはずです。また将来的に投資家と対話できうる経営層を目指すうえでも重要な学びだったと確信しています。今後も学びと実践を継続し、仕事や社会に還元していきたいです。