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Academic Programs

体系的、統合的、実践的なカリキュラムのご紹介や、青山ビジネススクールの特色ある科目「青山アクション・ラーニング」等、授業内容を詳しくご紹介します。

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寄附講座

ABSでは、社会的責任(Social Responsibility)を果たす人材を養成し、広く社会に貢献していくため、企業・団体や地域との各種連携事業などを通して社会連携と貢献活動を推進しております。
寄附講座とは、民間企業などの外部組織から教育・研究振興のために寄付された資金や人材を活用し、研究教育活動を行うものです。
2023年度は以下の14講座を開講しています。

2023年度寄附講座

地方創生実践論ー神山プロジェクト
寄附団体:
認定特定非営利活動法人
グリーンバレー

地方創生の先行事例といわれる徳島県神山町で、その推進役を果たしているNPO法人グリーンバレーの実践事例を具体的に学び、地域活性化の担い手人材を育成することを目指す科目です。グリーンバレー理事をはじめ、現地で地域活性化に取り組む実践者・専門家からのレクチャーを学生が現地に出向いて学び、実際の取り組み事例を現地で調査する形式での授業を行います。

アドバンスト・コーポレート・コミュニケーション
寄附企業:
ジェイ・ユーラス・アイ・アール株式会社

コーポレートコミュニケーションオフィサーに必要な知識と技能の会得が目的です。具体的には、①証券アナリストや機関投資家の投資分析方法、②投資家広報(IR)、③サステナビリティ経営、④企業の財務政策、⑤長期の企業価値向上策やコーポレートガバナンス、⑥企業情報開示、⑦情報開示政策、⑧企業経営と資本市場との関係(コーポレートコミュニケーション)に対する理解を経て、最後に総合的なプレゼンテーションを行います。

コーポレート・コミュニケーション
寄附企業:
ジェイ・ユーラス・アイ・アール株式会社

本科目は、アドバンスト・コーポレート・コミュニケーションの導入科目の位置づけです。
また、企業の経営者だけではなくIR、CSR、サステナビリティ部門などの社員が、機関投資家と建設的な対話を行うために不可欠なESG投資とサステナビリティ経営の基礎を、理論と事例を通じて学ぶ実践的な科目でもあります。企業のIR、CSR、サステナビリティ部門の業務に関心のある方、企業と市場の対話について学びたい方達の履修を歓迎いたします。

次世代農業イノベーション
寄附団体:
一般社団法人
グリーンカラー・プラネット

日本の農業の現状課題を踏まえ、農業の生産・加工・流通・小売・飲食・消費までのバリューチェンごとに様々な異業種を掛け合わせて新たな農業のあり方を追求する、いわゆる「次世代農業」(スマート・アグリカルチャー)の考え方を紹介するとともに、産学連携から新しい農業の可能性や展開方法を検討します。さらにそのような観点での新しい農業従事者(「グリーンカラー」)の人材育成と将来的な拡大を目指します。

次世代デジタルイノベーション
寄附団体:
一般社団法人
グリーンカラー・プラネット

社会の課題や企業の経営課題を起点とした DX = Digital x Physical = Innovation の最新事例を学ぶことができます。その傍ら、テクノロジーの進化論だけでなく、Business Model Transformation(BMX)が必須であることから、世界に存在する55のビジネスモデル・パターンやその組み合わせを学ぶこともできます。GAFAなど DX業界からオムニバス形式で招く講師陣が提供する多彩なインプットを礎に、学生たちは自らの頭で考え、DXがもたらす Business Model Transformation(BMX)のアイデアをアウトプットすることをゴールとします。

企業分析とファンド・マネジメント・シミュレーション I・II

企業分析をもとに業績予想、投資推奨を行うアナリストレポートの作成と日本株アクティブ運用の擬似体験を行います。講義を通じて財務分析・企業戦略分析の能力の向上を図るとともに企業価値評価の方法を習得することを目標とします。さらに、ポートフォリオの組成を通じて、銘柄選定方法を学ぶとともに、ポートフォリオ管理のためのリスク分析の考え方、パフォーマンスの評価の仕方について学びます。

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パブリックリレーションズ
寄附企業:
企業広報戦略研究所(電通PRコンサルティング)

パブリックリレーションズ(PR)とは、株主・従業員・顧客・取引先・地域社会などのステークホルダーとの合意形成や、メディアやネットを通じた世論形成を目指す、企業経営を円滑に進めるための重要な機能です。様々な経営要素とPRの関係を考察し、また多くの企業の具体的な事例を検証することにより、経営におけるPRの役割について議論を深めます。

知的資産型経営
寄附企業:
株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ

激しい環境変化に対応すべく、企業は自社が保有するノウハウや技術、ネットワーク等無形の経営資源=「知的資産」から将来のキャッシュフローを生み出す新事業や経営の在り方を模索しています。本科目では、国内外企業や金融機関の取組事例を通じ、知的資産経営について学びます。企業の知的資産をどのようにデザインし、付加価値をどのように高めていくのかを考え、経営デザインシートを作成し発表することをゴールとします。

観光業とグローバリゼーション
寄附団体:
青山トラベル・ソサエティ

青山学院校友会『青山トラベル・ソサエティ』は、観光・旅行関連業界で活躍する青山学院同窓生の組織です。エアライン、ホテル、旅行業など、観光産業の第一線で活躍する卒業生が登壇し、実務経験に基づき、業界の動向や課題について講義を行います。また、グローバリゼーションの文脈における観光業の役割について考察し、学生とともに議論を深めます。

DXと組織・人材戦略
寄附企業:
EY JAPAN

デジタルトランスフォーメーション(DX)を成功させるにはDX時代に合わせた新たな組織設計、多様な価値観やスキルを持つ人材の活用、デジタル人材の育成などが求められます。本科目はグローバルコンサルティングファームが保有する先進事例の共有や関連理論の講義を行い、最終的に自社のデジタル人材育成やその他組織・人事課題を解決するためのアクションプラン策定と発表をゴールとします。

サステナブル・コーポレート・マーケティング
寄附団体:
株式会社ゴールドウイン

企業としての価値創造・伝達・提供である「コーポレート・マーティング」は、企業の持続可能な経営やその実現が求められる時代において、ますます重要性を増しています。ゴールドウインが、従来のスポーツブランドのマーケティングに加え、事業と環境における2つのサステナビリティの両立を目指して取り組んでいる、コーポレート・マーケティングの実践事例を紹介し、参加者とともに考えていきます。

新時代の価値創造経営
寄附団体:
PwCコンサルティング合同会社

未来の価値創造経営を担うビジネスリーダーがカバーしておくべき最新の主要経営トピックスについて、講義と参加型セッションを通じて学びます。各回では、顧客体験起点のビジネス戦略、サステナビリティ経営、企業価値の新常識、地方創生、エマージングテクノロジー、ダイバーシティ&インクルージョンなど幅広くテーマを取り上げ、グループで議論・発表します。

コーチングとリーダーシップ
寄附団体:
ビジネスコーチ株式会社

企業や組織が持続的に成長するためには、主体的なリーダーシップの発揮が必要です。コーチングはリーダーシップ開発にも役立つアプローチです。いま世界に求められているのは、全力でチャレンジするリーダーであり、変化を主体的に起こせる人材です。そのために「当事者」としてどのような課題を定義し、具体的に何に取り組むのか、学生と議論し、成果につなげることを目指します。双方向の対話を重視し、進行は丁寧に行います。

イノベーションとアート
寄附団体:
株式会社リンクアンドモチベーション
モチベーションエンジニアリング研究所

本科目は、アート思考によるイノベーションの創出を学ぶことによって、個々の起業家としての創出能力を開発するものです。破壊的イノベーション・詩的な技術を実現させるには、分析的・論理的思考に加え、直観的思考・自発的動機(アート思考)が必要になります。アート思考は現代アートのアーティストたちが作品制作するうえで発揮します。社会事象について丹念にリサーチを行い、根本から考え抽象化することで、常識を覆すコンセプトを創出するものです。