ABSは今の仕事だけでは得られない貴重な知識と経験と、そして自信を与えてくれるはずです

鈴木 克巳さん(日本電気株式会社 2012年フレックスコース入学)

■ MBAを目指したきっかけ

私はシステムエンジニア(SE)として顧客向けのシステム開発や保守、プロジェクトマネジメントを担当してきました。30歳くらいで仕事をある程度覚えた頃から、ITはビジネスを活かすものであり、これからのSEはシステムだけでなくビジネスを語れなければお客様から評価されないのでは、と感じていました。それから数年して管理職となり自社の事業のマネジメントや新規事業の立ち上げに関わるなかで、ビジネスに関する知識と経験が不足していることを痛感しました。
ビジネスに関する知識を身につけようと思えば、世の中には多くの書籍がありますし、教育や資格も提供されています。しかしせっかくなら体系的に、それも自分とは違う経験を持ち、かつ貪欲に知識を欲している人々と共に実戦的に学ぶことが、成長への近道ではないかと考えMBA進学を決意しました。

■ ABSでの学びについて

私の学校選びは、夜間も職場から通える立地、過去の修了生からの評判、夜間MBAとしての歴史、総合大学が母体であることの信頼感などから判断しましたが、選択肢としてはABSしか残らなかったというのが正直な感想です。
ABSのカリキュラムはホームページなどで紹介されていますが、想像していた通り、基礎から応用まで充実した内容となっていることは間違いありません。
私は2年次の前期に体験的学習プロジェクト科目のひとつである「マネジメント・ゲーム」を受講しました。これはカーネギーメロン大学をはじめとする国外MBAの学生と仮想世界で経営成績を競うビジネスゲームです。このゲームにおいて我々のチームは売上、利益ともにトップに立つことができました。これはABSでの学びが他国のMBAにも勝っていることの一つの証と言えるでしょう。

■ 仕事との両立について

仕事を持ちながらMBAを目指すことに対して、不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。私もその一人でした。
学校が始まれば、仕事後の授業に遅れずに参加することも大変ですが、それ以外にも授業の予習復習、レポートなどの課題の対応、チームメンバとのグループワークなど、毎日やらなければならないことが目白押しです。
ただ、一年半が経過した今感じることは、やろうと思えばなんとかなる、ということです。もちろん努力は必要です。しかし自分一人ではなく同級生も同じように努力をしています。チャレンジではありますが特別なことではないのです。そう思うと気持ちが楽になり不安は解消されました。今では不安よりも、ABSで磨いたバリューを活かし卒業後のキャリアをどう設計していこうかと考えるのが楽しみでなりません。
MBAを目指す皆さん、是非5年後、10年後の自分のキャリアを想像してみてください。ABSは今の仕事だけでは得られない貴重な知識と経験と、そして自信を与えてくれるはずです。