DBAは特定のテ一マを深く研究して知見を作りだす知の創造者でありたい

加藤 晃さん 2011年度博士号取得

DBAを目指した動機

私は1994年に本学でMBAを取得し、2009年にDBA課程に戻ってきました。きっかけは、MBAの修了以来毎年続けている同期会で、ある同期生が某大学の博士課程に入学し研究活動を始めたとの一言でした。会社で15年間突っ走ってきて、それなりに成果を挙げてきた自負はありました。でも、そろそろ充電するのも良いかな...(単純ですね)。

博士課程の学生生活

仕事の傍らテーマを決めて研究を行う訳ですが、正直のところ始めの数か月間は何を求められているのかよく分からない状況でした。必須科目には、定性的方法論、定量的方法論? ? ?博士課程はより高度な実務家及び研究者を育成するコースです。MBAとの違いは何かと問われれば、MBAは集積された知見を学習して実務に活かせるようになることが目的です。一方、DBAは特定のテ一マを深く研究して知見を作りだすことです。少しカッコよく言えば、MBAは知の消費者であり、DBAは知の創造者(でありたい)です。
修了要件の一つに査読付き学術誌への論文掲載があるのですが、必ず「新規性」と「独自性」が求められるアカデミックな世界です。普通の精神構造の持ち主なら落ち込む厳しい審査コメント。研究の過程では、2歩前進3歩後退といった状態の時期もありました。そんな時、ご指導頂いた先生方の励ましや他のDBAの学生との交流が支えになりました。 まさに「天、地、人に恵まれて」ですね。

学位を取得して

ご縁があつて、非常勤ながら事業創造大学院大学のMBAコースで教えるようになりました。他にも論文の執筆や講演の依頼を頂くようになり忙しいのですが、充実しています(妻によると、自ら大変なことに首を突っ込んでいるように見えるようです)。それでも異なる世界を持てるということは、素晴らしいことではないでしようか(勿論、本業でも活きています)。最後に、学問をするのに年齢・性別は関係ないと思います。我こそはと思う人は、是非、挑戦してみてください。ーWhere there is a will, there is a Way.一