仕事をしながら学びやすい環境にあるABS

佐久間 大輔さん(株式会社NTTドコモ 2018年度フレックスコース入学)

1. 青山ビジネススクール(ABS)を選んだ理由

私がABSを選んだ理由は3つあります。

1つ目はアクセスの良さです。ABSは主要ターミナル駅の渋谷駅から徒歩圏内(最寄り駅は表参道駅)にあります。ビジネススクールを受験するにあたり、職場の同僚(MBA取得者)にも色々と相談をしました。その中で、仕事と学業を両立させるには、体力勝負という側面もあると聞き、移動時間を極力少なくし、身体的負担を軽くすることは優先度が高いと考えました。実際に入学してからも、この点を重視して本当に良かったと感じております。

2つ目は、ABSがグループワークを中心としたプロジェクトとして、アクションラーニングを採用していることです。私の場合、仕事の多くは、チームで活動し、成果を出すことが求められます。そのため、仕事の中心的活動はチームでの議論や作業です。アクションラーニングでは、グループワークやグループ発表の機会が多くあり、実務で活かせる経験を積むことができます。

3つ目は、自分が将来めざしたいポジションに合わせた履修モデルとして、授業が体系的に整理されていることです。例えば、コーポレート・コミュニケーションのプロとしてのIRオフィサーをめざしたい場合、ファイナンシャル・レポーティング等の履修すべき代表的科目が準備されています。将来めざしたいポジションがある程度固まっている人には、そのために必要なスキルを習得できる授業が整理されているので、良い環境だと思います。

2. 仕事と学業の両立で思うこと

私が仕事と学業の両立に関して思うことは、職場とビジネススクール双方の理解が必要だということです。職場からは、上司・同僚から「ビジネススクールに通っていること」への理解と配慮、ビジネススクールからは、「仕事をしており、仕事が中心であること」への理解と配慮です。

私の場合、職場には受験をする半年前くらいにビジネススクール進学を上司へ相談し、さまざまな調整をして頂きました。その結果として、良い上司・同僚にも恵まれ、時間外稼働等について配慮いただき、ABSへ通うことができております。

また、ABSの先生方も、「仕事が中心であること」に関して理解され、配慮いただける方が多いという印象を持っています。例えば、レポート等の課題についてです。授業で理論等を理解するだけで、アウトプットする機会がないと、自分のスキルとして定着させることは難しいため、授業ではレポート等の課題提出が求められます。(毎週、課題提出が求められるという意味ではありません。)しかし、その課題について、莫大な量を学生に課すことはせず、良い意味で適切で、丁寧に取り組むことで無理なくスキルアップすることができます。そういった観点で、仕事をしながら、MBA取得をめざす方にとって、ABSは良い環境にあると思います。

3. ABSで学んだこと

ABSで学んだことは、再認識したことも含めて2つあります。

1つ目は、自分のビジネスに関する考え方の幅が広がったと感じます。つまり、視野が広がることで、相手の意見を理解することができるようになったと思います。ABSでは、さまざまなキャリアを持つ学生が集まり、役職・年齢に関係なく対等な立場で意見を出し合うため、ディスカッションが盛り上がります。その中で、これまでの自分のキャリアでは考えられないような意見から、新しい考え方を学ぶ機会が多くあります。

2つ目は、(再認識したことですが)ビジネスの基礎となる論理的思考能力の重要性です。レポート作成、プレゼンテーション、グループディスカッションにおける意見の発信等のあらゆるシーンで、この能力が土台として必要となります。その重要性を意識して取り組むことで、少しずつですが、能力アップを図ることができたと思います。(もちろん、実務で使うことができる理論等も学べます。)

4. 学業以外の付加価値

私はABS学生からなる幹事会に所属しており、幹事長をはじめとした10名超のメンバーで、夏祭り、クリスマス会などのABS公式イベントを企画しています。イベントの直前は、仕事、学業、幹事会とかなり大変となりますが、そのメンバーとは苦楽を共にすることで絆が深まり、なんでも打ち明けることができる仲間となりました。これは、自分にとって大きな財産です。

あとは、青山エリアはお洒落で美味しいお店が多くあります。物価の高いイメージがある青山エリアですが、実はリーズナブルで美味しいお店もあります。青山界隈のお店にも詳しくなることで、プライベート力も高まると思います。(笑)

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