2018.08.01

マーケティング専門科目「地域活性化のマーケティング」授業内講演

青山ビジネススクール(ABS)のマーケティング専門科目「地域活性化のマーケティング」(担当:宮副謙司教授)では、2018年7月14日(土)の授業において、愛媛県西条市の副市長出口岳人氏をゲストにお招きし、『西条市の地域活性化の取り組み』というテーマで授業内講演をしていただきました。

この講演では、西条市の地域資源や特徴が述べられた後、豊かな農産品からの総合6次化や山岳を活かしたスポーツ観光、スマートシティ構想、ローカルベンチャーの振興などの産業政策や、地域コミュニティの充実などモノ、コト、機会など幅広い地域価値の創造が行われていること、さらにその地域価値の伝達についてシティプロモーション戦略が強化されていることなど、行政の取り組みについて具体的な事例を交えて詳しい説明がなされました。

青山学院大学青山キャンパスは、江戸時代に伊予西条藩松平家の屋敷の敷地にあたり、歴史的な関係を持っています。そこで、ABS宮副研究室はその関係を現代に生かし、地域活性化研究や体験的学習の対象地域として西条市の産業支援機関である(株)西条産業情報支援センターと連携し、サテライト研究室を開設するなど、相互交流を深める研究・教育プロジェクトを2018年度から進めています。

今回の西条市出口副市長のABSへの来訪及び授業内講演は、そうした連携の本格的なスタートであり、これを機にABS学生が西条市の地域と同市で展開される地域活性化について理解を深め、今後の相互交流に発展することが期待されます。

西条市出口副市長による授業内講演

「地域活性化のマーケティング」授業風景

当日の授業資料と西条市関連資料