2016.08.08
青山マーケティング・フォーラムは、マーケティング分野で活躍する実務家・専門家や研究者をゲストに招き交流する研究会です。今年度第1回目のフォーラムは、7月22日(金)に「日独仏の論客が語るクール・ジャパンの実際 マンガ、アニメ、コスプレはどのようにヨーロッパに浸透したのか」(JSPS科研費15K01964)というテーマで、実施しました。
ドイツ人、フランス人、日本人がそれぞれの視点でクール・ジャパンについて語るというユニークな企画で、まず、ドイツ人で『Was ist Cosplay?』の著者であるMr.Eckardtが、ドイツにおけるコスプレの歴史について解説しました。
次に、フランス人で『水曜日のアニメが待ち遠しい』の著者のMr.Brunetは、フランスにおけるアニメの浸透プロセスを説明しました。
最後は、作戦本部の鴨志田氏に、日本企業のアニメ関連ビジネスの現状と課題、そして今後の展開について語ってもらいました。
ヨーロッパでは、日本のサブカルチャーはかなり浸透しているものの、日本企業はその状況を十分に活かしきれていないということが理解いただけたと思います。
青山ビジネススクール(ABS)は今後もこのような形で、学外学内のみなさまの知的好奇心を喚起するイベントを開催してまいります。