2011.05.17

2011年度ABS百貨店MBA研究会 第1回開催

2011年1月に発足したABS宮副謙司教授主宰の「ABS百貨店MBA研究会」が、4月25日(月)に2011年度第1回の研究会を開催しました。

この研究会は、「百貨店の経営革新を進める一助となることを目的として、百貨店実務家、百貨店研究者が相互に交流して議論する場を設けるとともに、MBAホルダー、大学院在学生、ならびに将来MBAを目指す実務家を対象にしたMBA教育法にもとづく百貨店経営領域に関する学びの場としていきたい」(宮副教授)としてスタートしました。

今回のテーマは、「震災・計画停電等を通じて感じた商業施設(百貨店・ショッピングセンター(SC))の機能・役割」というもので、東急百貨店営業政策室の飯塚康浩氏と、ららぽーとマネジメント株式会社 徳山正実氏(ABSアルムナイ)から事例報告があり、さらに百貨店やSCの基本機能、顧客や社会に向けてなすべきことなどを様々に議論しました。双方の対応事例の比較からそれぞれの業態特性が明らかになるなど多くの示唆がありました。

百貨店実務者、MBAホルダー、ABS卒業生OB/OG(食品や自動車などメーカーの方も含む)、ABS在学生(フレックス及びフルタイム学生)、さらにABSが百貨店・SCなど小売業や流通に関して研究会を行っていることをHPで見つけ、将来の学びの希望先として関心持った方も含め20名近くが集い、盛会となりました。