地域資源から地域価値を創造する方法論「GHIL」フレームを考案

地域活性化の研究と実行支援を行っている宮副研究室では、メンバーである佐伯悠さん(2012年度フルタイムコース修了)と藤井祐剛さん(2014年度フレックスコース修了)が、地域資源から地域価値を創造する方法論「GHIL」フレームを宮副謙司教授とともに考案し論文発表しました。
また藤井さんが2016年から2017年にかけ茨城県中小企業団体中央会のマーケティング研修を担当する中で、その方法論を適用して地域ブランド開発プロジェクトを推進し、実際に商品開発とプロモーションを2017年に実現しました。
さらに、その一連の取り組みについて、このほど日本マーケティング学会の年に1度の研究発表会である「マーケティング・カンファレンス2017」で藤井さん・佐伯さんが中心となって研究発表を行いました。

■宮副謙司・佐伯悠・藤井祐剛(2017)「GHILフレーム-地域価値の創造に向けた地域資源の着眼・編集の方法論」日本マーケティング学会ワーキングペーパー論文-2017年7月に学会ウェブサイトに掲載され、それ以降約2か月で250件のダウンロードを達成。同学会ワーキングペーパーダウンロード数年間ランキング(2016年10月-2017年9月)で第5位を達成しました。(サイト:https://www.j-mac.or.jp/wp/dtl.php?wp_id=46

■茨城県中小企業団体中央会 地域特産品開発支援事業「地域人材育成マーケティング塾等事業」の受託(2016年10月-2017年1月)-茨城県北地域の食品加工業9社の人材育成研修を行い、9社共同での地域ブランド開発を「奥茨城よろず堂」としてコーディネートし、その戦略策定を支援しました。

■研修終了後の9社の「奥茨城よろず堂」プロジェクト活動を支援フォローするとともに、日本マーケティング学会のカンファレンス(2017年10月22日)で発表-「地域価値創造のGHILフレームとその導入-奥茨城よろず堂事例」をテーマに、その一連の取り組みと成果をプロジェクトメンバーともに発表しました。

「GHILフレーム」学会ワーキングペーパー(論文)

「GHILフレーム」学会ワーキングペーパー(論文)

「奥茨城よろず堂」事例を中心とした学会発表

「奥茨城よろず堂」事例を中心とした学会発表

学会発表会場で佐伯さん(後列左から1番目)と藤井さん(後列左から3番目)

学会発表会場で佐伯さん(後列左から1番目)と藤井さん(後列左から3番目)

学会発表会場の様子

学会発表会場の様子

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